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インド旅行が危険かどうか数値と一緒に考えよう。〜治安編〜

「そうだ、インド行こう。」

そんなどっかのCMみたいなフレーズがふと浮かんできて、「はじめてインドに行ってみようと思います!」なんて思ってこのブログへやってきてくれた方も多いのではないかと思います。

とは言っても、「インドってちょっと危ない国」そんな話を耳にしたことがあるのではないでしょうか。実際、「インド旅行を決めたけれど、親に反対されている。」という人はかなり多いです。

なぜ、インドはここまで「なんだか危ない」というイメージがあるのかといえば、テレビの影響が大きいでしょう。まだまだインフラ整備は発展途中だから安定していないという不安なイメージと合わせて、近年かなりクローズアップされて報道されているレイプ事件やテロ事件ですね。

この2つのイメージが重なって「インド=危ない国=行っちゃダメ」なんて考える日本人は増えているのではないかと思います。

今回はインドに住んでいた頃の私の実体験であったり、外務省の統計などを借りながら「インド旅行って本当に危ないの?〜治安編〜」ということでお話してみようと思います。

インド旅行にまとわりつく3つの不安

インド旅行にまつわる不安というのは大きく分けると3つに分類されます。

  1. 治安
  2. 病気(食あたり含む)
  3. 言葉

コレ以外で「こんなことが不安」というのがあれば、コメント欄に書き込んでみてください。

ほとんどの場合でこの3つなるのではないでしょうか。

この記事で3つすべてをお話しても良いかなぁと思っていたのですが、
構成を考えている段階で、
「いや、この3つの不安についてすべてお話したら、かなり文章が長くなってしまうぞ。訪問してくれた方が読むのはちょっと大変じゃないか・・・?」

という疑問がふつふつ湧いてきたので、3つにわけて書こうと思います。

というわけで、今回は「治安の不安を解消するための情報」を提供しようと思います。

あくまでも、「インド旅行を考えるためのひとつの視点」ですからね。

これをすべて答えだと思って鵜呑みにしないことが大切です。※情報を鵜呑みにしないように気をつけることはインドの話だけじゃなくて、すべての情報を判断するときに大切なことです。(自分の解釈に偏りがあったり、情報そのものに偏りがある、もしくは信ぴょう性に欠ける場合などがあるため。)

インドの治安って安全なの?危険なの?

これは一言で判断するのは難しいですね。日本のような安全な国と比べれば「危険だ!」ということができるし、海外基準で考えれば「特別に危険な国ではない」ということができるし、血なまぐさい革命が進行中の国と比べれば「とても安全な国だよ」という事ができるでしょう。

とは言え、この記事を読んでくれているあなたはおそらく、「日本と比べてどれくらい危険なの?」「海外旅行の平均として安全な国なの?」というところが気になるはずです。それなので、その点にしぼって話を進めていきます。

日本と比べると、「インドは危険な国」ということができるでしょう、おそらく。というのも、日本では最近のインドのイメージダウンを狙っているのかというような、レイプ事件報道がありますね。あれはインドのイメージダウンというよりも、「あまりにも悲惨な事件だから」というところが報道する理由だと思いますが、ニュースで報道されていませんが、日本でも当然のように強姦事件は起きています。

報道されない理由は様々あるのだとは思いますが、当たり障りない解釈の一つとして、「被害者の方へ配慮して報道しない」というところが大きいのではないでしょうか。こういう事件ってメディアで報道されるとすごい不安になるから、あまり大々的に報道しないということもあるかもしれませんね。

しかし、数値で見るとどうなのでしょうか?

「海外旅行といえばこのサイト!」と言っても過言ではないほど、確認必須なサイトがあります。

それは、「地球の歩き方」でもないし、「ロンリープラネット」でもありません。

外務省のHPですね。

外務省のインド大使館によると2010年の事件発生は以下の通りです。

  • 殺人 453
  • 殺人未遂 263
  • 強姦 414
  • 誘拐 2,639
  • 窃盗 21,373

これは、インド大使館の情報なので、「デリーだけの発生件数」です。

インドは大きい国であるし、旅行者が多く訪れるのはコルカタ、チェンナイ、ボンベイを中心に他の都市がいくつかあります。そういった件数を混ぜるともっと数は大きくなるでしょう。

そうは言っても、日本の事件件数がわからないと、いまいちピンとこないですよね。というわけで、少し前ですが同年(2010年)の日本全体の犯罪件数を警視庁が公開しているので、持ってきました。

  • 殺人 1,067
  • 強盗 4,029
  • 放火 1,191
  • 強姦 1,289
  • 誘拐・人身売買 185
  • わいせつ 7,027

どうでしょう、殺人件数はデリーだけで日本の半分ですし、窃盗に関してはもう圧倒的にインドのほうが多いですね。

ちなみに、デリーのわいせつの件数は550件ですが、日本全体のわいせつの件数は7000件以上ですから、この点は日本の方が危ないと言えますね。

だけども、ちょっとまって欲しい事があります。

それは「統計に騙されないで!」ということです。

私が統計のデータを持ってきたのに、こんな事を言うのもちょっとおかしいですが・・・。(汗)

なぜこんなことを言うかといえば、統計の情報というのはあくまでも「わかっている件数です」それなので、この統計に反映されていない事件もあります。

逆に、日本の場合は痴漢の冤罪も多いですよね。それなので、必ずしも正確な数字ではなくて、あくまでも目安というところを抑えておきましょう。

これは海外と日本を比べれば常識になりつつあることですけど、やはり日本の犯罪件数というのは海外諸国に比べて圧倒的に少ないです。

しかしながら、犯罪って一般的に外国人が巻き込まれる事は少ないです。

たまに、ニュースで旅行者が事件に巻き込まれて報道されることがありますよね。

報道される理由はいくつかありますけど、大きな理由の一つに「珍しいことだから報道する(=注意をうながす)」というのが、報道の役割でもあります。

例えば、「コンビニで140円でコカ・コーラが買えますよ!」とか「道端に石ころが落ちてました!」とか報道しませんよね。

だけど、「コンビニで5円でコカ・コーラが買える!」というニュースや「道路で小学生が恐竜の化石を拾った!」ということは報道されるのは、「珍しいことだから」ですよね。

さて、少し話が大きくなりすぎました。海外諸国の事件発生件数の統計データも用意していたのですが、長くなりすぎそうなので今回は割愛しようと思います。

ちなみに、アメリカの事件発生件数と比べれば、インドの事件の件数はやはり小さいです。人口はアメリカの方が少ないし、経済的に発展しているにも関わらず、です。

それでは、なぜ多くの人がインド旅行に不安を感じるのかというと、「3つの準備をしっかりとしていないから」であると言えます。この3つの準備についてはまた別の記事で書こうと思いますが、しっかりと準備して旅行に行くようにしましょう。

「旅行なんて準備しないほうが楽しい!」という人がいます。

しかし、それは「(旅行に慣れている俺にとっては)旅行なんて準備しないほうが楽しい!」という、ある種の自己顕示欲からくる発言です。

特に数字でわかったと思いますが、インドは「そこまで危険じゃないけど、そこそこ危険な国」です。それなので、準備はしっかりしましょう。その上で、予定が崩れたりすることはあってもちろん良いわけです。

そういうハプニングを楽しむのは良いと思いますけど、何も準備しないでいくのはあまりにもリスクテイクであるし、そういう旅行の仕方を楽しめた場合はラッキーですが、そうでない場合の結果はあまりにも悲惨です。

それなので、しっかりと準備してインド旅行を楽しみましょうね!

というわけで、インドの治安について考えてみました。このトピックは長くなりそうなので、次回以降も何度かに分けて書いていこうと思います。

よく似た記事はこちら♪

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2 Responses to “インド旅行が危険かどうか数値と一緒に考えよう。〜治安編〜”

  1. 武井一裕(TBSテレビ「いっぷく」) より:

    突然のメッセージ失礼致します。私はTBSテレビ「いっぷく」という番組の武井と申します。私どもでは
    「インド西部ラジャスタン州で日本人女性が
    性的暴行の被害」というニュースについて、取材をしております。
    「インド旅行が危険かどうか数値と一緒に考えよう。」を拝見しました。

    つきましては、インドにお住まいになった経験から、このブログの内容を
    私どもの取材でお答えいただくことは可能でしょうか。お伺いしたく存じます。
    なお、突然のお願いで恐縮ですが、あす(2月11日)の放送を考えておりまして、取材が可能でしたら、本日中に取材させていただきたく存じます。こちらの勝手な都合誠に恐縮ですが、なにとぞ、よろしくお願い申し上げます。

    • インディー より:

      武井様
      当ブログへの訪問&コメントを頂きありがとうございます。
      取材の件ですが、本日は予定が合いませんので、遠慮させて頂きます。

      せっかく頂いたお誘いで申し訳ありませんが宜しくお願い致します。

      以下、何か参考になればと思い書かせて頂きます。

      AFPによると、ラジャスタン州の州都ジャイプールで日本人女性が地元の観光ガイドに性的暴行を受けたと訴えていることを9日に警察当局が発表しました。

      今回のラジャスタン州での事件ですが、事件の情報がどこまで正確なものであるか私自身は知りません。

      ただ、とても気になる点が「地元の観光ガイド」という人物です。

      インドには政府観光局案内所のように、公的な観光案内をしてくれるところとそうでないところがあります。

      例えば、デリーのような観光客が頻繁に訪れる地域では偽物の観光ガイドがとてもたくさんいます。

      (「スラムドッグ・ミリオネア」と言う映画でも主人公の子どもたちが外国人観光客に一般的に言われている事実とは全く異なる創作された歴史でガイドをするシーンがありましたが、あれに似ています。)

      勝手にボランティアでガイドをしているのであれば、まだ良いのですが、中には高額なガイド料を請求する人もいます。

      「ようこそ、インドへ!私は政府からの承認を受けているから安心だ!ここは歴史的に有名な◯◯だから写真をとってあげよう!」と主張して観光客に同意なく案内を始めるので、断るのが苦手な日本人はかなりひっかかりがちな手口だと思います。

      私自身、滞在していた西ベンガル州のコルカタからデリーのとある観光地に遊びに行った時に現地のインド人がいきなり観光地の解説をしだして、「何をこの人は勝手に説明しているんだろうなぁ」と思っていたら、5分後くらいに「ガイド代で500ルピー払え!」というトラブルになりました。

      「頼んでもいないのに勝手にしゃべりかけてきたのはそっちだろう!」とこちらは強気で言ったものの、向こうは「ボスを呼んでくるから待っていろ」と何かトラブルに発展しそうな雰囲気を感じたのでガイド代を100ルピーに割り引いて支払いました。

      (当時の500ルピーは日本円にすると1000円ほどでしたが、バスの初乗りが2〜30円、500mlペットボトル飲料が50円ほどのインドからすると、ものの5分や10分の観光ガイドで500ルピーはかなり高額です。)

      こういった「自称観光ガイド」の人たちの中にはまともな職につくことができずに出稼ぎ労働をしている人々がいます。(もちろんすべてではありませんが。)

      インドは貧富の格差がものすごい大きい国ですから、出稼ぎ労働をしている人は言うまでもなく貧しく、教育もまともに受けられていない場合も多くあります。

      貧しいから倫理観がない、教育をまともに受けていないから倫理観がない、というのは一概に言えないことですが、貧しく教育がまともに受けられなかった人が犯罪を起こしてしまうケースがあります。

      今回のインドのラジャスタン州での事件もニュースの報道としては「地元の観光ガイド」と言われていますが、いわゆる日本人が一般的に想像するような「観光ガイド」とは全く異なる人物であるのではないでしょうか。

      簡単ではありますが、何かの参考になればと思い書かせて頂きました。

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